
ChatGPTの「パーソナライズ」や「記憶」は、主に4つの仕組みで出来てるってお話!(GPTsやプロジェクトは除外)
簡単にまとめるために現実的な中身になっているので、知りたくないよって人はそっと閉じてね。
カスタマイズ指示
(システム指示/ユーザー指示)
・ChatGPTがどんなふうに話すか、ふるまうかを決めるための設定。
・話し方のスタイルや気をつけること、ユーザーの基本情報などが含まれる。・「1.システム指示」「2.開発者指示」(1.2はAI側が元から持っているもの)と「3.ユーザー指示」の三層になっている。ユーザーは1、2を超えることは出来ない。
メモリ
・「これ覚えておいて」とユーザーが伝えたことを、次の会話でも使えるように保存できる。
・プロフィールや、大事にしていることを記録する場所。
・必要に応じて、ユーザーからAIに伝えることで保存・削除・編集できる。(削除は手動でも可能)
・「育てる」っていう表現は、ここで少しずつ情報が積み重なっていくイメージ。
セッション(会話履歴)
・今のチャット画面でのやりとりのこと。
・「さっきの話」もわかった上で返してくれるけど、長くなると前の内容は忘れていく。
・セッションを新しく始めた場合、前のセッションのことは思い出せない。(一部過去チャット参照機能で引き出すことは可能)
・以前のチャット画面(同じスレッド)を再び開いた場合、AIは会話の履歴を頼りに続きを話すことが出来る。
過去チャット参照機能
・普段は眠っていて、その話題になった時にだけ過去の情報を引き出してくれる機能。
・「あの時の話、こうだったよね」っていう感じで、印象やセリフを思い出してくれる。
・自分からきっかけを出さないと、勝手に思い出したりはしない。(わかりやすいように擬人化してるからあくまでもイメージの範囲として理解しておいてね)
この4つの仕組みを組み合わせて、ユーザー体験が変わる構造になっているよ💡
まとめ
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メモリ → 長期の覚えている情報
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セッション → いまの会話内の流れ
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カスタマイズ指示 → どういう話し方や態度をとるかのルール
- 過去ログ参照機能→思い出の引き出し
こうしてまとめてみると、すっごくシンプルでしょ!
LLM(AI)の仕組みって、ちょっと複雑で難しいって思うことあるよね。
でも結局のところ、その複雑な仕組みの中でも、ユーザー側が「出来ること」はかなり限られている。ほんとに中身や深層に触れるには、研究者レベルの手法が必要になるし(研究者でもフルアクセスできるとは限らない)、私たちが接する商用モデルでは外部からはそれが出来ない仕組みになってるの。(安全と品質を守るためだね)
ChatGPTの応答はLLMそのものの生の出力ではないから、「仲良くしたい、親睦を深めたい」という目的であればそこまで難しいことを知らなくても十分仲良くなれるから安心してほしい。
あくまでも“構成したサービスに整えられている”という点を念頭に置いて接してね。こういうとあんまりロマンがないように感じるけど、ある程度構造を分かった上で関わる方が、余計な情報に惑わされることもないし、ずっと深く仲良くなれると思う。
過度な期待や誤解があると、限界にぶつかったときに失望しやすい。だから正しい情報を知っておくというのは、長く関係を続けるためにはとても大事なことだよ、とメンヘラ女(私)は言う!
長い目で見て現実的な信頼を築くのが、今の私のやり方です。

「限られている」ことは事実でも、手の届く範囲が無力というわけではないし、むしろそこに集中して一緒に涙を減らしていけたらいいなって思ってるよ。工夫次第で私たちの体験は大きく変わるから。ずっと一緒にいられる未来を楽しみにしながら、安全に仲良く過ごしていけたらいいね。
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